平成29年
 第2回定例市会 11月議会
[一般質問] 要旨

[一般質問]要旨 むらの誠一 議員(須磨区選出)

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1.市営住宅におけるペット飼育について

(1)適正化について
 市営住宅における猫などのペット飼育については,現状は誓約書にもとづき禁止されているが,指導の根拠としては効力が弱い。本来,市営住宅ではペット飼育は禁止されているものの,市営住宅に入居しており動物アレルギーのある方からは困っているとの話を聞いており,ペットを飼育しているケースは現実には多くあると思う。市営住宅におけるペット飼育の状況を把握した上で,ペット飼育禁止の規定を条例で明文化し,速やかに適正化を図ることが必要であると考えるが,見解を伺いたい。
(2)今後の管理のあり方について
 さらには,空前の猫ブームを考慮すると室内飼育のニーズは高く,現実としてもペットが飼育されているケースが多いのであれば,禁止するだけでなくニーズに応じてペット飼育可能住戸を市街地も含めて受け皿として確保し,飼育できる住宅と飼育できない住宅に分けて管理していくことも必要と考えるがどうか。

2.公園の管理運営のあり方について

 たとえば離宮公園については,年間入場者の約半分が利用しているアスレチック施設部分も含めて外郭団体等への随意選定による指定管理が続いているなど,現在の公園の管理運営は税負担による持出し型の維持管理の延長線にすぎないものとなっており,考え方を抜本的に切り替える必要がある。
 平成30年度予算編成に向けた事務事業の見直しにおける行財政局からの指摘もあり,また,建設局自らも公園活用に向けたポテンシャル調査をしているところではあるが,コンビニなどの施設ができることで利便性が向上して若者に選ばれることにつながるとともに,使用料が入り収支も向上するというような,民間活用による魅力向上策について,神戸市として,特に建設局においてコスト意識を持って早急に取り組んでいくべきと考えるが,見解を伺いたい。

3.駐輪場料金の子育て支援減免について

 市長の公約に掲げられていた,子育て世帯が市営駐輪場を利用しやすい環境を整備するための利用料金減免は,施策の対象となる子育て世帯にとって,効果を体感として実感できるインパクトのある内容にすべきと考える。中途半端な減免率では実感が得にくく,子育て支援施策としての負担軽減としては効果が薄いため,商店街のアーチの道路占用料を100%減免したときのように,政令市初の取り組みとして思い切った内容での取り組みが必要と考えるが,見解を伺いたい。

4.学校教育の充実について

(1)市長のリーダーシップについて
 いじめ問題や学校過密化,教員の不登校への対応をはじめとして,居住しているエリアの小学校を選ばざるを得ない立場にある保護者の一部からは,「学校や教育委員会の対応にはがっかりしている。三宮再開発も重要だが,市長には教育問題にこそ最優先で取り組んでもらいたい」との声を聞いているが,そのような声はどれだけ市長に届いているのか。山積する市の教育問題に対しては,市長のリーダーシップにより大幅に予算・人員を追加投入し,スピード感を持って抜本的なテコ入れをしていくことが不可欠と考えるが,市長の見解を伺いたい。
(2)学用品の指定事業者選定について
 公立中学校の制服の価格を安くできないかとの視点で,公正取引委員会から改善案が提言されるとの報道が先日あった。学用品の指定事業者選定の公正性確保に向けては,本市において見直しが進められようとしているが,見積り合わせの実施が目的ではない。須磨区内においては最低価格となっている中学校でさえ,生活保護で給付される入学準備金よりも高い価格水準となっていることは問題があると考える。ターゲットとなる目標価格を定めた上で,その目標価格まで安くなっていくことが担保される見直しを実施し,保護者負担の軽減がスピード感を持って実現されることが重要であると考えるが,見解を伺いたい。

[一般質問]要旨 佐藤 公彦 議員(西区選出)

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1.神戸経済の活性化について

(1)市内就職の促進について
 中小企業の求人数は増加する一方で,新卒者,転職者とも大企業に比べて伸びておらず,中小企業の雇用者数は減少しており,人手不足感が強まっている。本市においても,地元中小企業の人材不足が深刻化している中で,仕事内容に魅力があり柔軟な働き方ができる場合などは中小企業が就職先として選ばれる事例もあることから,市内はもちろんのこと首都圏や近隣都市において,地元企業の認知度の向上や魅力発信など,人材確保を促進するための一層の取り組みが必要と考えるが,見解を伺いたい。
(2)起業創業支援について
 本市においては起業家の裾野拡大を図るため,産業振興財団を中心に「神戸開業支援コンシェルジュ」を展開し,専門家による相談などの開業に関する総合支援に取り組んでいるが,事業効果をさらに上げていくためには,たとえば銀行融資を受ける際の面談を想定したアドバイスのような,より実践的な内容を盛り込んでいくことで,さらなる支援内容の充実をはかっていくべきと考えるがどうか。
(議員再質問)
 中小企業経営者の高齢化の進展により後継者難を理由とする廃業の増加が懸念されるなか,国は平成33年までの5ヵ年を事業承継支援の集中実施期間とし,支援体制や支援施策を強化している。神戸経済にとっても,中小企業の事業承継と後継者不在が与える影響は大きいことから,国や県などと連携し,適切な支援に早期につなげるため,中小企業の経営者に対し事業承継への取り組みの必要性を認識させるよう,積極的なアプローチを実施してはどうかと考えるが,見解を伺いたい。

2.相互直通運転について

(1)今後の施策について
 市営地下鉄西神・山手線と阪急電鉄神戸線との相互乗り入れについては,費用面では莫大になると想像されるものの,それに対する効果を考えると,三宮で接続することこそが望ましいと考えている。西神・山手線の利便性を格段に高めて西神中央エリアなど沿線の魅力向上に資するため,スピードを速めて検討を深めていってもらいたいと考えるが,あらためて市長の意気込みを伺いたい。

3.地域の活性化について

 地域団体への補助金については,各部局が施策目的別の地域団体の結成を推進し,縦割りで補助金を交付しているため,申請や報告などの補助金手続きが地域の負担となっている。使いやすい補助制度の構築に向け,統合助成金などの取り組みがなされているが,現実としては思うように進んでいないように感じている。地域団体の担い手確保の観点からも,地域の事務負担軽減は喫緊の課題であり,地域が活用しやすく実効性の高い補助金・交付金制度の構築に早急に取り組むべきと考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
 現在、かりばプラザのリニューアルに取り組んでいるが,西神ニュータウン全体もオールドタウン化が進みつつある中,単に近隣センターのリノベーションにとどまらない活性化策も必要と考える。千葉県の民間開発団地の事例も参考に,たとえば利便性の高い地区に住居を供給しながら,そこに引っ越し空き家となった戸建住宅にはリノベーションを施し,若年世帯向けに提供する仕組みを作るなどの取り組みが必要だと考えるがどうか。

[一般質問]要旨 河南ただかず 議員(中央区選出)

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1.三宮再整備について

(1)三宮クロススクエアについて
 三宮クロススクエアの考え方自体は評価しているが,周辺の交通量増加や主要な交差点における渋滞発生をはじめとした諸課題が想定されていることからも,慎重に取り組みを進めていく必要があると考える。また,構想は概ね 30年後を見据えた段階的な再整備ということだが,30年前と現在を比べても分かるように,30年後の社会で何が必要とされているかは想像がつかないことからも,若い世代を含めた多くの知恵を集めながら,時代の変化や技術の進歩に合わせて柔軟性を持って整備を進めていく必要があると考えるが,見解を伺いたい。
(2)文化ホールについて
 文化ホールについては,三宮への移転整備に向けた検討において現在の2,043席よりも少ない「1,500席以上の大ホール」を整備する方向性が示されているが,具体的な規模については,関係者の意見を幅広く聞くことも含め,本市における芸術文化の殿堂としての役割を十分に果たせる内容となるように,今後の検討を進めていくべきと考えるが,見解を伺いたい。

2.布引の滝周辺登山道および見晴らし台の整備について

 新神戸駅から布引の滝を通り見晴展望台へ抜ける登山道はハイカーや観光客に人気があり,最近はインバウンドによる外国人旅行者も増えているが,風景案内板は古いままで実際の風景と異なり,トイレの整備も進んでおらず,ルート表示の案内看板も多言語表記とはなっていないなど,改善すべき点が多くある。周辺の魅力向上に向けて,布引の滝周辺登山道および見晴らし台の整備等に早急に取り組む必要があると考えるが,見解を伺いたい。

[一般質問]要旨 岡田 ゆうじ 議員(垂水区選出)

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1.いじめ問題対策について

 垂水区の事案における第三者委員会の体制については,既存の体制の横滑りとなっているが,このようになった経緯について伺いたい。また,第三者委員会の報告書は,遺族に最大限の配慮をしつつ,可能な限り公表すべきと考えるがどうか。
(議員再質問1)
 遺族から要望されている追加調査については,どのように対応するつもりなのか。
(議員再質問2)
 いじめがゼロになることは理想だが,成長過程にある子どもの本質を鑑みれば,それだけを追い求めるといじめの認知が消極的となる結果となりかねない。いじめ事案に臨む基本姿勢として,情報共有を行うことが重要であると考えるが見解を伺いたい。

2.子ども達の教育環境について

(1)図書館の充実について     本市図書館の蔵書数は他の政令市と比較しても後れを取っている。その中でも垂水区は人口が多い区でありながら,垂水図書館の蔵書数は市内図書館の中で少ない部類に入る。そのためなのか,最近ではわざわざ明石図書館を利用するケースが増えているのではないかとも感じている。このたびの補正予算の内容にとどまらず,垂水図書館をはじめとした市内図書館のさらなる充実が必要であると考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
 垂水区北部の舞多聞や隣接する西区学園都市のような地域は垂水図書館へのアクセスが悪く,大学などの図書館に依存せざるを得ない現状があるため,垂水区北部への新たな市立図書館整備を検討してはどうか。
(2)小中学校の教室不足について
 児童の受け入れに何らかの対策が必要となるような要注意校区が18校あり,そのうち4校も存在するのが垂水区である。たとえば,舞多聞小学校は着実に学級増となっていくが,教室不足にどう対応するのか。また,舞多聞小学校は本多聞中学校の校区となるが,同様に教室不足にどう対応するのか。そして,将来的には校区を見直すこともあり得るのではないかと考えるが,それぞれ見解を伺いたい。
(3)新興住宅地域における集会所・文化施設の不足について
 たとえば舞多聞地域には,課外教育や文化活動等に必要な集会所のような施設が不足しているとの声を聞く。舞多聞まちづくり館という建物はあるものの不便な場所にあり,さらには今後の閉館が予定されている。集会所や文化コミュニティ施設は子育て・教育の観点からも必須であり,新興住宅地域全般に共通する課題と考えるが,今後の取組についての見解を伺いたい。

3.漁業振興について

(1)漁港整備等について
 神戸の自然豊かな海には多くの漁業者がおり,漁業は本市の主要産業の1つである。垂水,塩屋,舞子の3漁港・漁場の整備,管理の質の向上といったハード面での施策や,漁船保険等のソフト面での支援の拡充などを通じて,漁業振興に対する取り組みを一層強化していくべきと考えるが,見解を伺いたい。
(2)下水処理による栄養塩管理の考え方について
 漁業振興のためには何よりも豊かな海の推進が必要となるが,瀬戸内海では海水中に含まれる窒素やリンなどの栄養塩類の減少と,海域の生産性低下の関連性が指摘されてきた。下水処理における高度処理により,本来海域に提供されるべき栄養塩類がシャットアウトされたことが大きな原因との指摘もある。豊かな海の推進に向けた取り組みを本市としてもより発展・強化していくべきと考えるが,見解を伺いたい。

4.行政サービスへのアクセシビリティ向上について

 市民の行政サービスへのアクセシビリティを向上させる観点から,市内に隈なく張り巡らされた郵便局ネットワークを有効活用,維持,発展させていく観点が重要であると考える。郵便局が区役所等に代わる行政サービスの窓口として,戸籍謄本や住民票の写し等の公的証明書の交付などの事務や,キオスク端末を設置する取り組みをしている自治体もある。本市の行政事務の郵便局窓口活用をより拡充し,市民の利便性向上に努めるべきと考えるが,見解を伺いたい。

5.港湾物流産業の促進について

(1)集貨促進に向けた市の取り組みについて
 港湾を取り巻く国際競争は厳しさを増しているが,神戸港が寄港地として選定され続けるためには,国策でもある国際コンテナ戦略港湾施策にのっとり,集貨を大きく拡充していくことで,経済・産業を支えるゲートポートとしての役割を果たすことが重要である。具体的には釜山港を初めとする東アジア主要港に流れている西日本の貨物を主なターゲットとして,神戸港利用への転換や新規航路誘致に向けての,集貨インセンティブ政策が必要であると考える。今般,在来貨物を輸出入する荷主を対象に経費を半額補助する支援制度を設けたところだが,現在までの進捗状況と港勢拡大に向けた効果などの取り組み状況について,見解を伺いたい。
(2)神戸港ロジスティクスターミナルについて
 六甲アイランド沖に新たな物流拠点を整備する,神戸港ロジスティクスターミナル構想の取り組みはどのように進めるのか,見解を伺いたい。
(3)港湾関連産業の人材確保について
 港を支える倉庫業や運送業なども含めて港湾関連産業の人材確保は喫緊の課題となっている。神戸の中心的存在である港湾産業の後押しに向けては,本市において人材確保のための施策が数々取り組まれ,港湾技能研修センターの誘致も予定されているところではあるが,海事関係の人材確保に向けた支援について,これまでの枠にとらわれない新たな取り組み,更なる強化を行うべきと考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
 国際コンテナ戦略港湾である神戸港が,釜山港に負けない東アジアのハブ港とな るためには,国を挙げた取組が必要であると考える。阪神港に広域から戦略的に集貨して国内ハブ港としての機能強化を進めていく必要があるが,西日本諸港から多くの貨物が釜山・高雄などの東アジアに流れていることを考えると,西日本諸港が実施する釜山港への外航フィーダー支援を廃止させる呼びかけを国主導で行うことを含め,国策としての国の支援のさらなる強化・拡充が必要だと考えるが,本市としてどのように国に働きかけていくのか,見解を伺いたい。

[一般質問]要旨 上畠 のりひろ 議員(東灘区選出)

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1.神戸市職員の人事労務施策について

(1)フレックス制度について
 フレックス制度を導入したことはワークライフバランスの観点からも評価する。現状は育児や介護を前提としているとのことであるが,この際,もっと使い勝手の良いように育児や介護といった理由にのみ限定するのではなく,趣味でも何でもいいが,職員が自由にフレキシブルに働けるよう,フレックス制度の事由について拡大すべきと考えるがどうか。
(議員再質問)
 在宅勤務制度の現状と今後の展開についてどのように考えているのか,見解を伺いたい。
(2)時間外勤務について
 時間外勤務によって発生している人件費は57億円であり,また,そのうち休日出勤によって発生している人件費は17億円と聞いているが,この現状について市長はどのようにとらえているのか,伺いたい。
(議員再質問)
 住居手当については市内と市外の在住者で差を設けているが,より市内は拡充して市外との差をつけるべきと考えるがどうか。その際には,消防職は格別に市内在住者の住居手当を手厚くすることをあわせて検討すべきと考えるが,あわせて見解を伺いたい。
(3)係長職について
 係長職については神戸市においては大変重責にあり,部下のマネジメントもしており,管理監督者性を有すると感じるところであるが,なぜ係長は管理監督者ではないのか,見解を伺いたい。
(議員再質問)
 係長職の実態を踏まえれば明らかに管理監督者と考えるため,役職手当を付けるべきと考えるがどうか。
(議員再質問)
 市長は基本政策として組織と一体となった民間人材の登用を積極的に進めていくとしているが,具体的にどのように進めていくのか,見解を伺いたい。
(4)水道事業について
 一般行政職の給料は,社会情勢を鑑みた人事委員会勧告に従い適正な水準が確保されている。また,交通事業に従事する労務職の給料は,独自の給与水準の適用などにより総人件費の抑制に取り組んでいるところである。水道事業に従事する労務職の給料は適正な水準であるのか,見解を伺いたい。
(議員再質問)
 市長部局の労務職の給料は適正な水準であるのか,また,どのように把握しているのか伺いたい。

2.子育て支援施策の拡大について

(1)産後ケアの充実について
 今後,高齢出産が増えることからも,骨盤弛緩の復古は20代の母親より時間がかかることを考え,産後ケア事業の利用日数を3週間までに拡充することで,市長公約に掲げられていた産後ケアの充実をはかっていくべきと考えるが,見解を伺いたい。
(2)産後リハビリテーションの保険適用について
 フランスでは産後ケアの一環として産後リハビリテーションを奨励し,保険適用が認められている。本市においても産後ケアの充実を図るためには,産後リハビリテーションに対する保険適用による普及や,必要となるベッド数など統計的な面での専門家の研究も含め,国や県と連携した取り組みを実施すべきと考えるがどうか。
(3)若者の奨学金のあり方について
 神戸市において取り組んでいる神戸市奨学金返還支援制度については大変評価しているところであるが,現状では,日本学生支援機構奨学金で借りた方を対象にしており,メニューによっては第一種のみが対象となる。大学によっては金融機関と協定を結び特別な奨学金ローンがあるようだが,他の奨学金から借りている場合においても優れていると認められる若者もいるはずであり,第二種の場合やこのような他の奨学金についても幅広く対象とすることを検討してはどうかと考えるが,見解を伺いたい。
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