平成30年
 第1回定例市会 2月議会
[一般質問]要旨
平成30年第1回定例市会 2月議会最終日の3月29日に かわべ宣宏 議員(長田区選出)および山口由美 議員(西区選出)は、市長及び副市長に一般質問を行いました。

[一般質問]要旨 かわべ宣宏 議員(長田区選出)

1.漁業振興について

 本市では品質の高い魚介類が水揚げされており,イカナゴなどについては全国的にもブランド水産物として高い評価を得ているが,長田沖でのしらす漁は全国有数の漁場であるにもかかわらず,淡路島に比べてしらすのブランド化は進んでいないと感じている。今後進められる大阪湾岸道路西伸部の整備については関係者への丁寧な説明に引き続き努めるとともに,食都神戸を推進する本市としては,今後さらなる食のブランド化が求められていることからも,しらすのブランド化に向けて,より一層の取り組みが必要であると考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問1)
学校給食での地産地消の推進については,規格面やコスト面などからまだまだ課題が多いと聞く。しかし,地場産食材の提供や食育により地元の食に触れる機会は非常に重要であり,例えば,長田港で水揚げされたしらすを学校給食で広く提供するなど,地産地消の取り組みについて一層推進すべきと考えるが,今後の取り組みについて伺いたい。
(議員再質問2)
長田区と駒ヶ林漁港との共催により,駒ヶ林魚市場で模擬せり体験や港見学会,お魚講習会など市民とのふれあいを通じてまちの活性化に取り組んでいるが,規模的・人的・予算的にも限界がある。より多くの人に参画していただくためにも,道の駅や産地直送市場などの長田港を拠点とした総合的な集客施設の整備を検討してはどうかと考えるが,見解を伺いたい。

2.温水プールの整備について

 市内の温水プールについては,先月も民間施設が閉鎖されており,市民からは新たな温水プールの整備を求める声を聞いている。社会情勢が変化し,公園に対する市民ニーズが多様化するなか,これまで以上に効果的かつ効率的な公園整備,管理運営が求められているが,本市においても今後の公園の活用方法が検討されていく中,例えば総合運動公園など大規模な公園を検討する際には,温水プールの整備も含めて検討してはどうかと考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
市内の高校の水泳部では冬場に温水プールを求めて,他区まで練習に行くこともあり,生徒が活発に部活動に取り組むことが難しくなっている状況もあると聞く。例えば,拠点となる学校のプールに温水機能を整備し,周辺校と共有するなどの工夫を検討できないのか,見解を伺いたい。

3.スマホ依存について

 本市では「スマートスマホ都市KOBE」として,スマホ三ヶ条を掲げているが,これは中学生などの若年世代が主体となり,議論し作成されたものであり,スマホの適正利用に向けては,子育て世代の親という観点も必要であると感じている。親のスマホ依存に対する認知度もまだ低く,親に対する適正利用についても啓発に努めていくべきと考えるが,見解を伺いたい。

4.倫理・道徳教育の充実について

 平成30年度から「特別の教科道徳」の検定教科書を用いた授業が順次実施され,いじめ問題への対応の充実など,学校教育における児童・生徒が日常的に倫理観や道徳観を学ぶ環境の重要性が高まると感じているが,さらなる倫理・道徳教育の充実に向けて今後どのように取り組んでいくのか,見解を伺いたい。

5.花の観光について

 姫路市夢前町の芝桜や丹波白毫寺の九尺藤,国営ひたち海浜公園のネモフィラなどは,花を活用した有名な観光地として多くの観光客を集めている。本市においても「花のまち神戸」として,例えば総合運動公園における菜の花やコスモスなどの様々な緑化事業が展開されているが,より多くの観光客を呼び込むことができるよう,規模の拡大について検討すべきと考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
長田区の獅子が池では,桜の植樹を進めていくと聞くが,桜の季節以外においても,花を活用して長田区の交流人口を増やしていくべきと考えるがどうか。


[一般質問]要旨 山口 由美 議員(西区選出)

1.神戸の特徴を生かした人口減少対策について

(1)若年女性の希望を叶える「女性を応援するまちづくり」
神戸市は,他都市に比べて若年女性の居住率が高いと聞く。一方で,女性の就業率は全国的に見ても低い。そういった特徴を鑑み,希望する若年女性が働きながら結婚・妊娠・出産を迎えられる環境を整えることにより,人口を増やしていく取り組みが効果的ではないかと考える。特に,経済界・産業界と連携して,働きながら妊娠・出産がしやすい環境を作るために,市内企業に協力を求めるなど,オール神戸市で女性を応援するまちを目指してはどうか,見解を伺いたい。
(2)子供たちへの創造性教育の推進
神戸市は,「ちびっこうべ」をはじめとする子供を対象にしたワークショップを数多く開催している。神戸に住むと幼いころから創造性教育に触れることができるのは,神戸の特徴であり価値でもある。神戸市として,より積極的に創造性教育の推進に力を置くことで,神戸に住む子供たちがもっと神戸を好きになってくれることにつながり,長期的視点で神戸の人口減少に歯止めをかけることができるのではないかと考えるが,見解を伺いたい。
(3)公園・緑地へのにぎわい創出
神戸市は,大都市でありながら人口1人当たりの公園面積が政令市トップであり,適度に便利な生活を送りながら,自然が豊かな環境を享受できる街である。都市公園法の改正によるパークリノベーションなどの取り組みが進むことは大いに期待できるが,もう少し視野を広げて,河川などの水辺空間を楽しめる場所ににぎわいを創出することで,若年世代をひきつけることができないか,見解を伺いたい。

2.福祉施策について

 神戸市の福祉施策で,今最も力を入れるべき課題は,障害児支援であると考える。神戸市では,療育体制の再構築に取り組んできているが,次の段階としては,身近な地域で支援を受けられる「小児版地域包括ケアシステム」の構築が重要だと考えるが,今後の取り組みについて見解を伺いたい。

3.教育施策について

 発達障害などにより,学校教育にはなじめないが特定分野で突出した能力を持つ子供たちが注目されている。不登校の子供として扱い,型にはめようとするのではなく,その子の特徴を生かした教育を提供することが必要ではないか。そのような教育は国でも議論され,最近では東京大学と連携した取り組みを行っている自治体もある。神戸市でも導入の可能性を検討してはどうか,見解を伺いたい。

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