令和元年
 第2回定例市会 11月議会
[一般質問] 要旨

[一般質問]要旨 平井真千子 議員(長田区選出

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1.漁業振興について

(1)少子化対策・妊活を応援するまちづくりについて
自然に妊娠に至った人よりも体外受精などの高度生殖医療も含めた妊活によって妊娠する割合が高くなっているが,妊活の必要性が十分に理解されていないため,職場に相談しにくい,休みが取りにくいといった理由から,治療と仕事の両立に対して多くの方が悩んでいる状況である。本市における少子化対策の一環として「妊活にやさしいまち」を標榜し,妊活の啓発や社会的に妊活を支援する機運を醸成するためのフォーラムを開催するなど,妊活を応援するための新たな取り組みが必要と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
「妊活にやさしいまち」を実現するためには,まずは本市が率先して職員の妊活と仕事の両立を支援することが重要である。妊活休暇の新設など,職員の妊活を制度的に後押しすべきと考えるが,見解を伺いたい。

2.液体ミルクの備蓄と市民啓発について

 先日,内閣府より災害時の乳児用液体ミルクの活用を進めるよう通知が発出された。本市では賞味期限が短く,単価が高いという理由から,液体ミルクを現物備蓄ではなく流通備蓄で対応していく予定と聞くが,取り扱い店舗が多くないのが現状であり,災害時に十分な量を地域差なく確保できるのか疑問である。少なくとも区役所等の各区の備蓄拠点への液体ミルクの現物備蓄を行うべきと考えるがどうか。また,流通量の増加を図るとともに,災害時に安心して使用してもらうため,液体ミルクの有用性を市民に啓発すべきと考えるが,見解を伺いたい。

3.アスタくにづかなど合同庁舎周辺のまちづくりについて

 新長田合同庁舎の開設に伴い,周辺の活気は少しずつでてきているものの,アスタくにづか5番館地下飲食店街などは依然として空き店舗も目立っている。新長田駅と国道南側との回遊性を高めるために大橋地下道がリニューアルされたが,5番館周辺は薄暗く,人があまり流れていない状況であり,更なる活性化策が必要ではないか。地下街へ誘導するためのサイン整備など,本市が責任を持ってアスタくにづかのハード面でのテコ入れを行い,合同庁舎周辺の活性化に繋げるべきと考えるが,見解を伺いたい。

4.新長田駅前広場とピフレ新長田について

 新長田地区の交通利便性や拠点性を向上させ,まちの活性化を図るため,バスロータリーの設置等の新長田駅前広場の再整備に向けた検討が行われている。一方で,広場の正面に位置するピフレ新長田は,駅前という好立地で多くの市民が利用するホールがあるにも関わらず,空き店舗が目立ち,閑散とした状態が長年も続いているのが現状である。水回りの設備の問題など,誘致には制約があると聞くが,まちの賑わいを創出するためには,駅前にあるピフレ新長田のテナント誘致を積極的に進めるべきと考えるが,見解を伺いたい。 (議員再質問) 駅前から西側の東急プラザの2階に接続する歩道橋があるが,この歩道橋をピフレ新長田の2階に接続させ,一帯の回遊性向上を図るべきと考えるが,見解を伺いたい。

5.教育展示施設について

(1)須磨海浜水族園
須磨海浜水族園のリニューアル後の料金については,市民への十分な説明ができていないように感じる。優先交渉権者が提案している各種割引メニューなどの情報を市民に分かりやすく発信することが,市民理解に繋がると考えるが,見解を伺いたい。
(2)王子動物園
王子動物園は利用しやすい料金体系であり,多くの市民に親しまれている施設であるが,施設の維持管理や設備投資に多額の一般財源が投入されており,魅力向上に向けた積極的な設備投資が行われていないのが現状である。須磨海浜水族園が民設民営によるリニューアルに伴って料金体系が大きく変わる中,同じ教育展示施設である動物園における公費負担のあり方についての検討が必要と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問1)
「リスと小鳥の森」は長期間休止中となっており,サイ舎など展示動物がおらず,長期間活用されていない施設もある。動物園の魅力向上を図るためには,これらの施設を積極的に活用することが不可欠と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問2)
王子動物園の展示内容や施設の充実にあたっては,専門的な見地から検討すべきであり,博物館学や教育学,動物学に精通した人材を登用すべきと考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問3)
王子動物園の駐車場は週末には満車になり,駐車待ちの車が道路に並ぶことがあり,立体駐車場の整備などの対策が必要ではないか。混雑が年間を通じて一時期であることから,立体駐車場は現状から試算すると投資に見合わないと聞くが,平日は安くしてパークアンドライドで活用するなどの活用策を併せて講じることで,採算は取れると考えるが,見解を伺いたい。

6.北神急行線の活用について

 北神急行線と市営地下鉄の一体的運行の実施に伴い,地域住民の願いであった運賃の引き下げが実現されることとなる。北神急行線を持続可能な形で維持していくためには,北神地区の交通結節点としての役割が期待される谷上駅へのアクセス向上が不可欠であり,神戸北町地区から谷上駅への新たな路線として62系統の新設が予定されていると聞く。64系統を利用している市民にも配慮しながら,北神急行線の乗客数増加に向けた取り組みを進めるべきと考えるが,見解を伺いたい。

[一般質問]要旨 山下てんせい 議員(西区選出)

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1.人口増加に向けた市内就職の促進について

 若者を中心に人口流出が進んでおり,中小企業では若年層の人材確保が喫緊の課題となっている。現在,他都市から若年層を呼び込むために,中国・四国地方の学生を主なターゲットとした市内就職の促進を展開していると聞くが,これまでの実績について伺いたい。
(議員再質問1)
施策の効果検証をする上では,イベントに参加した企業数や学生数だけではなく,実際に市内企業に就職した数についても把握することが重要であり,その結果をもとに更なる効果的な施策を展開していくべきと考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問2)
東京への転出超過の解消を図るためには,首都圏で働くUIJターン就職希望者を市内企業へ呼び込むことが重要である。他都市では,北九州市のUIターン応援プロジェクトなど,精力的に市内企業とのマッチングに取り組んでいるところもあり,これらの取り組みを参考にしながら,一極集中が加速する首都圏からの市内就職の促進を強化すべきと考えるが,見解を伺いたい。

2.今後の公共交通網のあり方について

 市営地下鉄西神・山手線と阪急電鉄神戸線の相互乗り入れについて,先日,JR三ノ宮駅北側の地下に新駅を設けて接続させる案を検討しているとの報道があった。三宮の再整備は既に動き出しており,接続箇所も含め,相互直通運転の実現可能性の検討を加速化させる必要があると考えるが,現在の検討状況について伺いたい。
(議員再質問1)
地下鉄西神・山手線の西方面への延伸については,膨大な事業費などが課題となり,現在は検討が行われていないと聞くが,西区の活性化のためには,広域的な公共交通網の充実が不可欠である。地下鉄の延伸や次世代型交通システムも含め,西区の公共交通網の充実に向けたあらゆる手段を検討すべきと考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問2)
バスは地域公共交通として重要な役割を果たす一方で,需要と供給にギャップが生じており,現在,ビッグデータを活用したバス需給ギャップの可視化・分析に取り組んでいると聞く。持続可能なバス路線の構築に向け,分析結果をどのように活用していくのか。また,市バスだけではなく,民間事業者とも連携し,市内のバス路線全体の持続可能性についても検討すべきと考えるが,見解を伺いたい。

3.地下鉄沿線の駅前活性化について

 地下鉄西神・山手線は,西神地域と市街地を結ぶ神戸の大動脈として運行しているが,西神中央や西神南などの駅前にはオフィス機能が不足しており,行政書士や不動産業などの地域のビジネス拠点として十分に活用されていないのが現状である。若年・子育て世帯の流入を促進し,西神地域の地下鉄沿線の活性化を図るためには,レンタルオフィスなどの整備も含め,駅前におけるオフィス機能の充実が必要と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
地下鉄西神・山手線の駅周辺では外郭団体が複数の施設を管理している。駅前において多様なニーズに応じたビジネス空間を提供し,駅前の活性化に繋げるためには,外郭団体と連携を図りながら,外郭団体が管理する施設の有効活用についても検討すべきと考えるがどうか。

4.西神中央駅周辺の活性化について

(1)西区新庁舎の開設に向けた整備
現在整備が進んでいる西区新庁舎は,子育て世帯や高齢者,障害者など,様々な市民の利用が想定される。開設時期が迫る中,快適で安全な歩行者動線の確保や植栽管理などの周辺環境の改善を着実に進める必要があるが,今後,西区新庁舎の開設に向けた準備をどのように進めていくのか,伺いたい。
(2)そごう西神撤退後のまちづくり
西神中央駅周辺においては,西区新庁舎や新たな文化・芸術ホール等の整備が進められる中,そごう西神が撤退することが発表され,雇用が失われるとの不安の声や,近隣住民からは今後のまちづくりへの影響を懸念する声が聞かれている。西神中央エリア全体のまちづくりを進める観点から,どのような施設の入居が望ましいかをコンサルなどの専門家の意見を聞きながら全庁的に検討を行い,早期に今後の方向性を示すべきと考えるが,見解を伺いたい。

5.香港情勢を考慮した対応について

 緊迫した香港情勢の中,神戸市においても香港を商業の場としている企業は多い。また,香港に生活基盤を置く神戸市民もいる。そういった方々の香港における安全保障は急務である。逆に,市内に神戸市内に在留している香港出身者は故郷への不安を抱えながらの生活を余儀なくされている。通常でも外国人が日本での生活に適応することは簡単ではなく,ワンストップセンターを設けて外国人の相談に対応していると聞くが,現在の香港の情勢を踏まえると市内に在留する香港出身者に対しては,特に注意を払い,出入国や在留資格に関する相談・情報提供など,神戸市として寄り添った対応が必要と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
自由と民主主義といった基本的人権を尊重する立場として,国の動向も注視しつつ,香港市民のSOSがあれば移転受け入れを宣言するなど,人道的な対応を垂範すべきと考えるが,見解を伺いたい。

[一般質問]要旨 吉田健吾 議員(灘区選出)

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1.人口減少社会を見据えた政策について

(1)グローバル・イノベーション・センター
人口減少社会を見据え,神戸が持続可能なまちとなるためには,イノベーションが創出される仕組みの構築が不可欠であり,本市ではアーバン・イノベーション神戸や500 Startupsとのスタートアップ育成などの先導的な取り組みを展開してきた。これらの事業が功を奏し,国際機関であるUNOPSとの間で,最先端テクノロジーを活用してSDGs上の課題解決を目指すグローバル・イノベーション・センター(GIC)を神戸市内に開設すると合意に至ったことは大いに評価しているが,GICへの期待と想定される効果について伺いたい。
(2)スタートアップ育成支援施策の市民還元
アーバン・イノベーション神戸をはじめ,スタートアップが挑戦できる街としてのブランドの確立に取り組んでいるが,市民には具体的な成果が見えていないのが現状である。市民理解を得るためには,育成支援したスタートアップが持つ先進的なテクノロジーを,市民の生活の質や利便性の向上に繋がる施策として活用し,市民へ還元していくことが重要と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
社会・地域課題をスタートアップの力で解決するアーバン・イノベーション神戸には大きな期待を寄せているが,これまで共同開発に成功しても,市が正式導入するためには,公募の競争入札で契約先を選ぶ必要があり,共同開発したシステムを調達できないことがあるという課題があった。この課題を解消するため,先日,スタートアップと共同開発したプロダクトを随意契約で調達する制度を導入したと聞く。調達における透明性を確保しつつ,この制度を積極的に活用し,スピード感を持って課題解決を進めるべきと考えるが,見解を伺いたい。

2.六甲山・摩耶山の活性化について

 (1)六甲山上における都市型創造産業の集積
六甲山の土地利用に関する規制緩和が行われ,保養所等の遊休施設を都市型創造産業の事務所として活用することが可能となった。また,来年には六甲山に光回線が敷設されることとなっており,山上の新たな利活用に向けた環境が整いつつある。今後,デザイン業やIT関連産業などの都市型創造産業の事業者を誘致するためには,六甲山がクリエイティブな活動に適しており,魅力的であることを積極的に国内外に発信するとともに,事業者に関心を持ってもらうための仕掛けづくりが必要と考えるが,見解を伺いたい。
(2)摩耶山の活性化
オテル・ド・摩耶のPFI事業期間は来年度末までとなっており,現在,民間活力を活用した摩耶山上エリアの再整備検討が行われていると聞く。摩耶山の魅力向上と観光誘客を促進するためには,これまで摩耶山を支えてきた地元の声を聞きながら,夜間も含めた都心からのアクセス向上と山上エリア全体の再整備を一体的に検討すべきと考えるが,見解を伺いたい。

3.乳がん検診とアピアランス支援について

 乳がんは女性がかかるがんの中で最も多く,患者数は年々増加しているが,初期に治療できれば治る可能性の高い病気であり,早期発見が特に重要である。本市では厚生労働省の指針に沿って40歳以上の偶数年の方を乳がん検診の対象としているが,40歳未満で罹患するケースもあると聞く。子育て世帯・若年女性の健やかな暮らしを守るという観点から,例えば年齢に関係なく結婚や出産を機に検診の対象に含めるなど,早期発見・早期治療のための検診制度の拡充が必要と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問)
本市ではがん相談支援センターでアピアランス相談などを実施していると聞くが,他都市では,医療用ウィッグや乳房補正具の費用助成を行っているところもある。本市においても踏み込んだアピアランス支援を実施すべきと考えるが,見解を伺いたい。

4.教育委員会のガバナンス強化について

 今回の東須磨小学校の事案が発生した背景として,学校現場がいわゆる鍋蓋型組織で閉鎖的な環境であったことが指摘されている。市内を地区ごとに担当する統括職員を配置し,学校現場の課題に迅速かつ的確に対応するとともに,教育行政における教育委員会と学校現場との意識の乖離を防ぐことが重要と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問1)
学校現場では若手教員が増加する一方で,指導的役割を担う中堅教員が少ないため,いびつな年齢構成となっている。中堅教員による若手教員の指導・育成が難しくなる中,若手教員に対する研修・指導体制の強化が必要と考えるが,見解を伺いたい。
(議員再質問2)
全校の普通教室に電子黒板等のICT環境の整備を順次進める中,国は小・中学校に遅くとも令和6年度までに1人1台のパソコンを無償配備する方針を固めたと報道されており,今後,教育現場のICT化は飛躍的に加速することが予想される。全ての教員が授業の中で効果的にICT機器を活用し,教育の質を向上させるためには,ハード面での整備だけではなく,動画や音声による情報の補完が可能なデジタル教材など,授業をサポートするツールについても併せて導入を進めるべきと考えるが,見解を伺いたい。

5.中学校給食のあり方について

 中学校給食は全員喫食が基本とされているが,毎年10億円以上の多額の税が投入 されているにも関わらず,利用率は30%台と極めて低い状況である。次年度に向け て,家庭弁当の生徒の牛乳利用や牛乳を別料金として献立内容の充実を図るなど, 神戸市学校給食委員会の意見を受け,給食の魅力化に向けて取り組む姿勢は評価するが,どこまで利用率が向上するのか疑問もある。現在の調理委託事業者との契約が来年度末で終了する中,給食はあくまで教育の一環と考えるのであれば,今こそ原点に立ち返り,真の全員喫食への切り替えを検討すべきと考えるがどうか。
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