神戸市会ってどんなところ?本会議と委員会の違いを3分で解説

「市会では、普段どんなことを話し合っているの?」

ニュースなどで「本会議」や「委員会」という言葉を耳にすることはあっても、それぞれ何が違うのか、少し分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、神戸市会の基本的な仕組みと、本会議・委員会の役割について、できるだけ分かりやすくご紹介します。

神戸市会は、市民の代表が市政について話し合う場所です

神戸市会は、市民の皆さまの選挙によって選ばれた市会議員で構成されています。

神戸市会議員の定数は65人。議員は市民の代表として、市長から提出された予算案や条例案などを審議し、神戸市としてどのような施策を進めていくのかを話し合います。

例えば、

  • 子育てや教育
  • 福祉や医療
  • 道路や公園
  • 市バス・地下鉄などの公共交通
  • 防災・消防
  • 観光や産業振興
  • 神戸港や神戸空港
  • 市の予算や財政

など、私たちの暮らしに関わる幅広いテーマが議論されています。

また、市民の皆さまから提出された請願や陳情について審議したり、神戸市に関係する課題について国や県などに意見書を提出したりすることも、市会の大切な役割です。

「本会議」とは?

市会議員が集まり、市会として最終的な意思を決定する会議が「本会議」です。

市長から提出された条例案や予算案などについて議論し、最終的には採決を行います。

つまり、簡単に言えば、

本会議=神戸市会として最終的な判断をする場所

と考えると分かりやすいでしょう。

本会議では、議案の審議だけでなく、議員が市政全般について市長や市当局に考えを尋ねる「一般質問」なども行われます。

神戸市会では通常、2月から5月にかけての第1回定例市会、9月から12月にかけての第2回定例市会を中心に議会が開かれています。

では、「委員会」は何をするところ?

神戸市が行っている仕事は非常に幅広く、すべての内容を65人全員が集まる本会議だけで詳しく審議することは困難です。

そこで議員が分野ごとに分かれ、より専門的に内容を調査・審査するのが「委員会」です。

簡単に言えば、

委員会=それぞれの分野について、詳しく調べ、議論する場所

です。

神戸市会には、総務財政、教育・こども、福祉、まちづくり、交通など、それぞれの行政分野を担当する常任委員会があります。

委員会では、担当する局から事業の状況や課題について説明を受け、議員が質問や意見、提案を行います。

例えば公共交通についてなら、

「利用者はどのくらいいるのか」

「市バスの路線をどのように維持していくのか」

「地域から寄せられている要望にどう対応するのか」

といった具体的な内容まで掘り下げて議論することができます。

本会議と委員会はどうつながっている?

市長から議案が提出された場合、一般的には次のような流れで審議が進みます。

議案提出

本会議で説明・質疑

担当する委員会で詳しく審査

委員会から本会議へ審査結果を報告

本会議で討論・採決

つまり、本会議だけで突然結論を出しているわけではありません。

委員会で資料を確認し、市の担当者から説明を受け、さまざまな角度から質疑を行ったうえで、本会議で最終的な判断を行います。

委員会での質疑も、市会の大切な仕事です

私たちのホームページでは、各議員が委員会で行った質疑についても随時ご紹介しています。

委員会の記事には、行政用語や専門的な内容が出てくることもありますが、その背景には、市民生活に身近な課題が数多くあります。

「なぜこの質問をしているのだろう?」

「この事業は自分たちの生活とどう関係しているのだろう?」

という視点でご覧いただくと、市会で行われている議論をより身近に感じていただけるのではないでしょうか。

市会は実際に見ることもできます

神戸市会の本会議や常任委員会、特別委員会は、定員の範囲内でどなたでも傍聴することができます。

また、インターネットによる生中継・録画中継も行われています。

神戸市:インターネット生中継・録画中継

「市会ではどんな議論が行われているのか、一度見てみたい」という方は、ぜひご覧ください。

市政を、もっと身近に

市会で話し合われているテーマの多くは、道路、交通、教育、福祉、防災、まちづくりなど、私たちの日々の暮らしにつながっています。

このホームページでも、委員会や本会議の活動報告だけでなく、

「そもそも、この制度はどんな仕組みなのか」
「市会ではどのように物事が決まっていくのか」

といった市政の仕組みについて、今後も分かりやすくお伝えしていきます。

市政や市会を、少しでも身近に感じていただくきっかけになれば幸いです。