令和8年5月18日 福祉環境委員会が開催されました 植中議員による質疑

物価高騰対策として実施されている「フードサポート神戸(食料品の無料配布と生活相談)」の運営課題と、不公平感の解消に向けた今後の改善について質疑が行われました。この内容について、当会派の植中雅子委員が質疑をおこないました。

1. フードサポート神戸の運営課題と今後の改善について

【質疑】植中委員 4月に北神区文化センターの配布会場を視察しました。全市民一律ではなく大きな影響を受ける方を対象とし、自立支援に繋げる取り組み自体は評価します。しかし、希望者全員に配布が行き渡らない点や、周知不足、移動困難な方が受け取れない不公平さへの指摘が多く寄せられています。秋の開催に向けて、以下の点について見解を伺います。

  • 本人確認書類として郵便物で良いのか
  • 整理券配布の周知方法の改善
  • 移動困難な方への身近な場所の設定
  • 1世帯3個という配布数の妥当性(広く配るため1個でも良いのではないか)
  • 本当に困窮する方に届けるための自治会等との連携
  • スマートフォンを見ない高齢者への広報
  • 全員に行き渡る配布量の確保 ・来場者の年収層の調査結果

【答弁】谷田部局長 今年度は開催回数が増加し区ごとの実施となるため、マイナンバーカード等がない方のために郵便物での住所確認を認めています。整理券についてはチラシへの記載がなく混乱を招いたことを反省し、広報手法を改善します。会場は1000人規模の収容と駅からのアクセスを基準に選定しましたが、広いエリアでの不便さは課題と認識しています。配布数は平均世帯人数(2.08人)を基準に3個としましたが、秋の開催に向けて検討します。地域での配布は自治会への負担増や「相談窓口への接続」という目的から各区1箇所としております。今後、広報紙やデジタルサイネージ等での周知を強化し、次回の垂水区の会場から可能な限り配布数を増やしてまいります。

【答弁】小寺副局長 第3回までのアンケート集計では、来場者の73%以上が世帯年収300万円未満の世帯となっており、物価高でお困りの困窮層に届いていると認識しております。

再質疑

【質疑】植中委員 困窮されている方に届いている点は理解しました。しかし、前回長時間並んだにも関わらず受け取れなかった方に対して、次回優先的に受け取れるような仕組み等の工夫はできないのでしょうか。

【答弁】谷田部局長 受け取れなかった方への優先対応の仕組みを設けることは現状困難ですが、春の期間中は「1人1回」の利用をチラシ等で強く呼びかけ、まだ受け取られていない方にご来場いただけるようお願いしてまいります。

【要望】植中委員 市民から寄せられた多くの苦情や課題を真摯に受け止め、秋の開催では公平に支援が行き渡るよう、福祉局だけでなく全庁的な視点で運営方法を見直し、確実な改善を図っていただくよう強く求めます。


【陳情の審査について】
自由民主党としての採択の結果 陳情第194号「神戸市市民後見人候補者等登録要綱の改正に関する陳情」については、当局の答弁を了とし、他団体での活動の重複は困難であるとの見解から不採択といたしました。また、議員提出議案「神戸市立医療センター中央市民病院救命救急センターの12年連続全国評価第1位達成に対する感謝決議案」については、賛成いたしました。


自由民主党神戸市会議員団・無所属の会は、物価高騰に苦しむ市民の皆様へ確実かつ公平に支援の手が届くよう、引き続き行政施策の抜本的な改善を力強く推進してまいります。今後も新しいデジタル基盤を活用しながら、地域の隅々にまで寄り添う情報発信と政策実現に尽力いたします。

神戸市:福祉環境委員会の会議結果(2026年)

タイトルとURLをコピーしました