今回の総務財政委員会では、当局からの報告事項がメインとして扱われ、委員会資料および会議での発言に基づき、以下の通り各局室等の令和8年度事業概要および重要施策について漏れなく報告が行われました。当会派からは吉田健吾委員長、
しらくに高太郎委員、河南忠和委員が出席いたしました

- 会計室:一般会計、特別会計の現金・有価証券の出納や決算の調製、3企業会計(下水道・港湾・産業団地)の事務、公共料金一括支払事務などが報告されました。
- 選挙管理委員会事務局:選挙人名簿の調製や啓発事業に加え、令和9年4月の任期満了に伴う神戸市議会議員選挙および兵庫県議会議員選挙の管理執行に向けた諸準備が説明されました。
- 人事委員会事務局:公平審査(措置要求・審査請求)や職員の苦情処理、給与に関する調査・勧告、職員の採用試験や昇任選考などの実施体制が報告されました。
- 監査事務局:定期監査および行政監査、財政援助団体等の監査、決算審査、内部統制評価報告書審査などが事務事業の適正・効率化を主眼に実施されることが説明されました。
- 企画調整局:「総合基本計画」の推進やまちの佇まいの創出、外郭団体改革、EBPM(エビデンスに基づく政策立案)の推進、大学都市神戸の強みを活かしたまちづくり(神戸市外国語大学のあり方検討や神戸市立工業高等専門学校の機能強化)、行政手続きのスマート化(「書かない窓口」の先行導入など)やAI・ガバメントクラウドの推進、神戸医療産業都市における神戸未来医療構想や「富岳NEXT」等の計算科学研究拠点形成の促進が網羅的に報告されました。 また、会議中の口頭説明として「神戸2030ビジョン(案)」が報告され、今後5年間で取り組む基本政策・施策レベルの計画であること、基本計画のKGI達成に向けたKPI(「新たな時代の国際都市」「日常と非日常が交わり続ける都市」「いつまでも幸せを感じ、分かち合える都市」の3つの方向性、およびWell-Beingの客観指標)が設定されたことが詳細に説明されました。
- 地域協働局:地域活動の担い手発掘や地域交流センターへの移行を通じた持続可能な地域づくり、地域日本語教育などの在住外国人との共生施策、区役所の環境整備(垂水図書館跡地の活用、北神管内3出張所のJA施設等への移転)、男女共同参画社会の実現(「あすてっぷコワーキング」の北神地区新設等)、消費生活相談への対応強化が報告されました。
- 行財政局:時代の変化に対応した市政改革とAI等を活用した事務効率化、公正な職務執行の推進、本庁舎管理や令和8年6月供用開始予定の「神戸市歴史公文書館」の運用、人事・給与制度の適切な運用、財政全般の企画・市債管理、公有財産等の資産活用、市税の確実な賦課徴収について説明されました。
さらに、請願第12号および第13号の審査が行われました。この内容について、当会派のしらくに高太郎委員が質疑(意見表明)をおこないました。
1. 請願第12号 国是である非核三原則の堅持等を要請する意見書提出を求める請願
【意見】しらくに委員 本請願につきまして、政府として非核三原則は堅持しており、本年2月19日には日米拡大抑止協議も行われていることから、国の専管事項として扱われるべき案件であると当会派は捉えております。また、我が党は「日米同盟は我が国の外交・安全保障の基軸である」との明確な立場を有しているため、請願趣旨には賛同できません。よって、不採択といたします。
自由民主党としての採択の結果 (本請願に対し、自由民主党神戸市会議員団は不採択といたしました。)
2. 請願第13号 日本政府が核兵器禁止条約に署名・批准すること及び核兵器禁止条約関係会議にオブザーバー参加することを要請する意見書提出を求める請願
【意見】しらくに委員 請願第13号につきましても、従前どおり、自由民主党といたしましては不採択といたします。
自由民主党としての採択の結果 (本請願に対し、自由民主党神戸市会議員団は不採択といたしました。)

自由民主党神戸市会議員団・無所属の会は、行政からの多岐にわたる報告事項をしっかりと監視し、市民の皆様の生活向上に直結するまちづくりや行財政改革が着実に進むよう後押しをしてまいります。また、外交・安全保障といった国政に関わる重要課題についても、国との強固な連携のもと、冷静かつ責任ある判断を下し、神戸の揺るぎない安全と確かな発展のために全力で取り組んでまいります。

