児童養護施設等に入所した児童への診断や支援の実態、および外部専門委員会による調査・検証を求める陳情(陳情第209号)に関し、個人情報の保護に留意しつつ、陳情提出者の適格性や当事者の同意の有無についての事実確認をおこないました。この内容について、当会派の吉田健吾委員が質疑をおこないました。

1. 陳情提出者の親権者該当性および本人同意の確認
【質疑】吉田委員 本件陳情は一般論的な対応を求めている形をとっているが、具体的な個別事案をもとにしたものと思われる。対象とされている児童の親権者に当たる方が提出されたのか。また、親権者の同意を得て陳情がなされているのか伺いたい。
【答弁】仲田副局長 個別の状況についてはお答えを差し控えるが、過去に同一人物と思われる陳情者から提出された陳情においては、陳情者本人は当該児童の親権者とは別人であると読める記載がなされていたと認識している。
【再質疑】吉田委員 元となった事案から一定期間が経過しており、対象となる児童が18歳となり成人をしている可能性も否定できない。本人の同意を得て陳情がされているかどうか確認できるか。
【答弁】仲田副局長 個人の年齢についてはお答えを差し控える。本陳情にあたり、本人の同意を得て提出されたものかどうかは承知しておらず、本人が提出したものではないと認識している。

自由民主党としての採択の結果 当会派として陳情第209号は「不採択」といたしました。児童一人ひとりの権利と安全を守り、必要な支援を適切に行うことは行政の極めて重要な責務であります。しかしながら、本件は当事者本人や親権者等の意向を確認することができず、個別事案を基礎として制度全体に問題があると評価することには慎重であるべきと考えます。自由民主党神戸市会議員団・無所属の会は、今後も真に子供たちのための適切な福祉行政と権利擁護の推進に向け、全力で取り組んでまいります。


