令和8年9月14日 教育子供委員会【吉田 健吾委員による質疑】

学校連絡ツール「つむぎの」の使い勝手の改善と、公立保育所の再編における将来の保育ニーズと民間事業者の経営リスクについて、当会派の吉田健吾委員が質疑をおこないました。

学校連絡ツール「つむぎの」の使い勝手改善と情報確認ルールについて

【意見】吉田委員 一ユーザーとして、「つむぎの」は使い勝手が悪いと感じている。 警報時のルールを調べても辿り着かず、結局神戸市教育委員会のホームページを見るのが一番早かった。 また、検索機能もリセット時にいちいち手間がかかるなど、一般的なアプリやホームページと比べて一段以上使い勝手が悪い認識がある。

【質疑】吉田委員 教育委員会事務局の中にもユーザーがいると思うが、この使い勝手の悪さについて一度改めて検証していただきたいと指摘しました。

【答弁】山出副局長 使いにくいという声は聞いており、6月以降、学校園に届いた声も含めて事務局に知らせてほしいと周知している。 定期的に事業者と相談しながら、利用しやすい形を作っていきたい。 すでに取り組んでいる対策としては、ホームページ等との併用により情報が見られる形をとりながら対応しています。

【再質疑】吉田委員 「つむぎの」単体で使い勝手が悪いという指摘であるため、認識していただきたい。 また、保護者の行動として、事前に「つむぎの」でホームページを見るよう案内しておけば、サーバーダウンのリスクは低くなるかもしれない。 そうしたアプローチを考えていただきたい。 ただし、これはサーバー増強の手を緩めるものではなく、災害時等を念頭に置いて運用されるべきであると指摘しました。

【要望】吉田委員 同じものを作れというわけではなく、「つむぎの」単体で使い勝手が悪いという指摘である。 保護者の行動に対するアプローチもぜひ考えていただきたいが、サーバーが弱いという指摘に対して手を緩めるものではなく、災害時等を念頭に置いて運用されるべきであるため、その点を含めて対応していただきたいと要望しました。

公立保育所の再編と将来ニーズへの対応について

【質疑】吉田委員 「公立保育所の再編について先ほどご説明もありましたけれども本件について地域別の保育ニーズの状況とか。施設の老朽化の状況を踏まえてこべっこ健やかプラン2029で示された考え方に基づいて将来を見据え取り組むものと理解しています改めて今回の再編を行うその目的であったり狙いについてですね、この少子化が進行している現在であるとか限られた財源という環境下におけるこの本市の考え方をご説明いただきたいと思います。」

【答弁】若杉副局長 「今委員からもおっしゃっていただきました神戸っ子健やかプラン2029におきまして教育保育における量の見込みと確保方策をこの5年間示しているところでございます。 その中で公立保育所の再編の考え方ということで、現状と課題をお示ししているところでございます。 まず公立保育所には全体で施設が老朽化している点40年以上の築年数が書か4築年数が40年以上になっているものが84%を占めているという現状でございます。そのため安全安心な保育環境の確保のために老朽化対策がまず第1必要であるということでございます。 また市内の保育ニーズにつきましては、地域や年齢ごとに不均一であるということで、特に一、二歳児の保育ニーズが高いということと、三、五歳児につきましては供給過剰ということで需給バランスに乖離が生じている。 そのため需給調整が必要であるということでございます。 そのため公立保育所の施設の老朽化対策を進めながら需給調整により需給バランスの乖離の解消を図る必要があるというのが、健やかプラン2029でお示ししている考え方でございます。それを踏まえまして、今後の取り組みの方向性ということで公立保育所の老朽改築が必要になる場合につきましては、民間による建て替えも含めて検討する。 また需給調整に当たりましては公立保育所が積極的にその役割を果たすこととし、公立保育所の再編も含めて検討するということでございます。 今回公立保育所の再編ということでご報告させていただいているところでございます。 まず老朽化対策としまして、市の事業等によって適地が確保できる場合には、将来の保育ニーズも踏まえて民間による建て替えを進めると、これが一点でございます。 次に需給調整におきましては、一、二歳児の受け皿を引き続き確保しつつ、三、五歳児の定員数を調整するために近隣の民間園との一体的な運営、いわゆる分営のような形でございます。これを前提に、ニーズの高い0、2歳の定員設定を見直しをしました民間事業者に運営していただくという方向性でございます。 この方向性につきましては、子供子育て会議でもご議論いただきまして、その状況も踏まえまして、施設の老朽度合、入所状況、また各区における施設の立地状況等を鑑みまして再編対象を決定したところでございます。 いずれにしましても在所中の今回、報告をさせていただいたわけでございますけれども、在所中の保護者の方また児童に十分な配慮をいたしまして、丁寧な説明に努めまして、今後不安が生じないように進めてまいりたいというふうに考えております。」

【再質疑】吉田委員 「ありがとうございます。 今回のケースで言いますと、民間の事業者にとってはですね、新しく仕事をするところができるということで、保護者からすれば施設が新しくなったりですね、保育ニーズが満たされていくような方向になるということで、安心があるということで、市にとってもですね、民間事業者が更新してくれることによって市としてのしなければいけないことっていうのが予算的にも仕事的にもうある程度効率化されていくというような考え方で、三方よしの世界が出来上がってるんだろうなと思っております。 ただですねこれ将来に対するリスクっていうのは民間事業者が今度背負うことになるんではないかなというところも私は一定の懸念があると思っております。 定数があれば安心して安心した社会にはなりますけれども、一方でそこから子供がどんどん減ってではですね、保育所所自体の運営ができなくなってくるような時代も、将来起こるかもしれないっていうことが考えられます。 定数については市が裁量を持ってやていることということですけれども、しっかりと保育ニーズを細かく確認をよりそうしていかなければならないと思いますし、引き続き三方よしの世界をですね作っていくっていうことをですね考えていかないといけないと思うんですけれども、その点についてのご見解いただければと思います。」

【答弁】若杉副局長 「今後、少子化がさらに進んでいく中で保育施設のあり方についてどうしていくかということにつきましては、この現プランの期間中につきましても、需給ニーズをしっかりと追いながらですね、将来を見据えてどういうふうにしていくかというのを検討していきたいと考えております。 また保育の質を、公民一緒になって上げていくということに取り組み、選ばれる保育施設であるという形で今後もなっていくように、これは公民合わせて進めてまいりたいというふうに思っております。 委員からもおっしゃっていただきましたように民間の経営リスクというのも今後考えていかないといけない課題の一つにもなります。定員設定等につきましてはまた柔軟に検討していくということでございます。 この点につきましても将来ニーズを見据えながら検討していくということでいずれにしましても、公民が連携して一緒になって神戸市の教育保育を支えていくというこのスタンスは変わらないところでございます。」

【要望】吉田委員 「ありがとうございます今ご答弁ありましたように量から質に転換されていってるところはもうしっかりと進めていっていただきたいです。 これは小学生とか中学生の人口推計の予測であれば、もう今生まれている子供たちからですね。 計算伸ばしていったらいけるわけですけども、0歳1歳2歳をですね、5年後10年後を予測するっていうのは非常に難しいというか統計的なデータをもとにしか判断できないところあると思いますのでそういった点でいけば今後より一層ですね機動的な対応をしなければいけないことも起こるかもしれないし、より一層柔軟な対応が求められることもあるかもしれない、こうしたことを十分に心得た上でですね、この事業を推進していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です」

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