松本しゅうじ委員は、物価高騰に直面する漁業者の支援策や、栽培漁業の現状、さらに再整備が進む中央卸売市場の施設整備について、当局の具体的な方針と事業者の負担軽減について質疑をおこないました。

1. 漁業振興における燃油価格高騰対策支援の内容と規模
【質疑】松本委員
漁業振興のところで一つお聞かせいただきたいのですが、ここにあります「燃料価格高騰の影響」というところで、これ全体的にどこの分野においてもこれが上手く活用をされておられる。またまだ不足というところでいろいろと皆さんご苦労されてるんですが、ここに書いていらっしゃいます「漁業用燃油の経費を支援」っていうのは予算的には、何かここまでとか、何か決まっていらっしゃるんでしょうか。
【答弁】椿野局長
今ご指摘ありました漁業用の燃油の支援ということでございますが、令和8年度の予算としましては1,500万円準備してございまして、市としまして、漁業者に対しまして、燃油高騰の緊急対策事業として実施しようと考えてございます。対象の期間としましては、令和8年の1月から12月までの対象期間中に使われた漁業の燃油、A重油と軽油を対象にしまして、1リットル当たり5円を緊急的に支援するということで事業を考えてございます。
【再質疑】松本委員
1リットル当たり5円ということで、今ガソリン減税のことについては、いろいろと具体的に、経営のところはまだあまり進んでいないというか、今後進んでいくんだろうと思うんですが、これはこれで「足りる・足りひん」というのは、何か目安みたいなものがあって1,500万で、というようなことになってんのか。予算ベースの話だからそうなっちゃって「ここまでですよ」ということになってんのか。そのあたりは漁業振興というところで、やはり皆さんご苦労されておられますんで、どういうものなのかちょっとお聞かせいただけますか。
【答弁】椿野局長
国の方でも様々な支援されているのは承知しているところですが、そこと関わりなくですね、この度はこの1リットル当たり5円を支給したいと考えておりまして、予算を当初考えましたときの原油価格高騰の4分の1相当ぐらいを負担したいと考えてございます。漁業経営に占めますこの燃油の割合というのは非常に高いものでございますので、それを支援することで出漁といいますか、漁に出ていただくようなことで考えてございます。
【再質疑】松本委員
これは「国 + 市の上乗せ」を含めての数字なんですか。
【答弁】椿野局長
国の方とは別に、本当に市独自でプラスとして上乗せで5円支給するということでございます。
2. 栽培漁業センターにおける稚魚放流の業種と実績
【質疑】松本委員
もう一点ですね。これはもう毎年やっておられるんで、これも大変大事なことの事業をされていらっしゃるんですが、栽培漁業センターでの稚魚の放流ですね。これ業種が最近ちょっとチェックしてないので、業種と、それからの放流数ですね。それと前年比と、ちょっと情報としていただければありがたいのですが。
【答弁】椿野局長
栽培漁業センターの稚魚の放流ということでございますが、例えば昨年度、令和7年度、ヒラメでしたら21万3,000尾、マコガレイでしたら3万6,000尾というような実績がございます。また、放流してますヒラメ、マダイにつきましては、6万2,000尾を放流しているような状況でございまして、漁業者の意見聞きながら必要な部分を放流しているような状況でございます。
【再質疑】松本委員
前年対比はどうですか。
【答弁】椿野局長
基本的には前年と変わらない数字で行ってございます。ただ、一部の出来といいますか、生育状況によって若干変わっているような状況でございます。
3. 中央卸売市場のLED化計画と事業者の意向調整
【質疑】松本委員
もう一点ですね、中央卸売市場のところのこのLED化っていう部分でですね、水産卸のことはもうお聞きしておりますが、ここだけでなくこれからまたいろいろと今後の予定について、全体的にLED化っていうのはあると思うんですが、何か予定なり、今後の方針なりちょっとお聞かせいただけますか。
【答弁】星島中央卸売市場運営本部長
資料のLED化についてお話しさせていただきますと、今委員からご指摘ありました、水産卸売場と牛卸売場につきましては、現在工事設計を済ませまして、設置に向けて手続きを進めているところでございます。それからその他のところにつきましては、LED化を今回積極的に進めていきたいというふうに考えておりまして、現在場内事業者の方に説明をしているところでございます。開設者が使用するLEDにつきましては、工事費用の2分の1を開設者が負担して、令和9年度以降に開設者が指定する時期にLED化を工事するというような方向で今検討を進めているところでございます。
【再質疑】松本委員
今のでいったら大体来年度(令和9年度)にまた新たにLED化を進めていくということにお聞きをしました。それぞれ管理棟であったり、またこれはもう水産なんで、三名加算含めて、そのあたりは何か手順とか、順番とかいうのは、まだこれから事業者の皆さん方と検討というか、打ち合わせをしながら進めていくということになるんでしょうか。
【答弁】星島中央卸売市場運営本部長
先ほど申し上げました開設者が指定する仕様のLEDの設置工事につきましては、これから場内事業者に希望等をアンケートをとりまして、希望する事業者につきまして順次やっていくような工事計画を作っていくというような手順を考えておるところでございます。
【再質疑】松本委員
皆さん同じように希望されてると思うんですが、それをこれからお尋ねをしながらということになるんだ。一気に進めていくというようなことではなく、順次順番を調整しながら予算ベースでやっていくんだろうと思うんですが。そのあたりを何かもうお決めになっておられるんやったらおられると、いやいや、あくまでも事業者とお話をしながら進めていくんですよというのは、もう一度ちょっとお答えいただけたら。
【答弁】星島中央卸売市場運営本部長
説明不足ですいませんでした。まず場内事業者の中には、今回LED化工事につきまして希望される方も多いとは思いますけども、そうでない方もいらっしゃるというふうなお話も伺っているところでございます。ですので、あとそれから今回場内事業者のところだけではなくて、共用部のところもLED化をしていくことになります。となりますといろんな工事調整が、皆さんは共用部も含めてお使いになられているところもありますので、そういうところ含めてどういうふうにLED化工事を場内事業者の皆様のお仕事に影響がないような形でやっていくかということを計画していく必要がございますので、そういう意味で場内事業者の皆様のアンケートとかご希望を聞きながら工事計画を作っていくということを今考えているところでございます。
【再質疑】松本委員
本来は本場の再整備が完結する時のときに、そういうようなことも一緒にというか、一挙に本来は整備し終わるというのが、新たな本場の再整備が完了して再スタートというふうなイメージをですね、私としてはもっと進めていただきたいなと、そんなふうに思うんで、順番にやるという共用部分からいうのはよく理解はいたしますが。反対するところもあるというのは、何かそのことによって費用負担が事業者に余計かかってくるからなんでしょうか。そこはどうなんですか。
【答弁】大畑経済観光局長
LED化につきましては、今委員の方からお話しございましたように計画的に進めていくというのは当然なんですけれども、本場だけではなくて、今東部市場も含めてこのLED化というのを、もう全体として開設者として計画的に進めていこうというふうに考えているところでございます。本来、専用部の電気器具を変えてもらうというのは原則、事業者の皆さんの負担であったわけですけれども、今回この蛍光灯が販売されなくなっていくというのは、個別の方が選ぶというよりかはもう全体のお話になります。そういった意味では我々としては開設者として全体の計画を立てた上で、順次業務に支障がないように進めていけたらと考えております。
個別に、ご自身でされている方もいらっしゃり、そのあたりは事業者の皆さんの意向も聞きながら本場と東部とをセットで今計画をしています。また、急がれる方に関しましては、今回設けております「省エネ設備更新補助金」これも2分の1を補助するという制度でございますので、今年度中に実施をして、この省エネ補助金に適用されるという選択肢もあります。
【要望】松本委員
今の局長の説明でよく理解しました。市場が新しくなったというイメージが我々素人とすれば非常に大事かなと思ったりするので、そのあたりこれからも適時・適切にしっかりとおすすめいただきますように、ご要望だけしておきたいと思います。

自由民主党神戸市会議員団・無所属の会は、松本しゅうじ委員が訴えた「生きた支援」と「魅力ある市場づくり」を柱に、神戸の産業基盤を支える生産者・事業者の皆さまが将来に希望を持てる市政運営を力強く後押ししてまいります。


