令和8年2月18日 建設防災委員会が開催されました

建設防災委員会(2026年2月18日)~湊川トンネル剥落事故への対応・PFAS対策などを審議~

2026年2月18日、建設防災委員会が開催され、危機管理、水道、消防、建設の各局に関する補正議案および報告事項の審査が行われました。

本委員会では、令和7年度(2025年度)補正予算案の審査に加え、今月12日に発生した湊川トンネルでの化粧板落下事故や、水道水におけるPFAS(有機フッ素化合物)対策、街路樹の再整備方針など、市民生活の安全に関わる重要なテーマについて活発な議論が交わされました。

当会派からは平野委員長うえなか委員が出席し、特に市民の皆様から不安の声が上がっている湊川トンネルの事故対応と安全性について、当局の姿勢を厳しく質しました。

以下、委員会の概要と、うえなか委員の質疑応答の要旨をご報告いたします。

1. 委員会の主な審議内容

【危機管理局】 避難所の非常用電源更新や防犯カメラの維持管理に関する補正予算が審議されました。委員からは、更新後に廃棄される蓄電池のリサイクルや、学校現場での有効活用についての要望が出されました 。

【水道局】 市内の簡易水道組合で国の暫定目標値を超えるPFASが検出された件について報告がありました。当局より、浄水装置の設置や、当該エリアの小学校への水道局からの給水切り替え工事(4月上旬完了予定)が進められていることが説明されました 。

【建設局】 2月12日に発生した湊川トンネル(山手幹線)での化粧板落下事故について報告がありました。また、街路樹の倒木リスクに対応するための再整備方針の改定や、公園事故に伴う和解案などが審議されました 。


2. うえなか委員の質疑(湊川トンネル落下事故について)

うえなか委員は、2月12日に発生し、現在も通行止め等の影響が出ている「湊川トンネル化粧板落下事故」について取り上げ、事故原因の究明と安全確保、および通行止め解除の見通しについて質疑を行いました。

Q. 事故の原因と対応、通行止め解除の方針は?

うえなか委員 2月12日に発生した湊川トンネルでの化粧板落下事故について、改めて事故の原因とこれまでの対応、そして通行止め解除の方針について説明を求めます 。

原 建設局長: 事故当日に高所作業車等で点検を行った結果、本体構造物と化粧板の間に隙間が生じ、そこに水が回っていたことが確認されました。車道や東側部分も同様の構造であり、落下のリスクを否定できないため、同日22時に全面通行止めを実施し、現在は化粧板の撤去作業を進めています 。 撤去後は剥落防止機能を持つ塗装を行った上で、以下の日程で順次開放する見込みです 。

  • 歩道部分: 2月20日(金)午前6時 解除予定
  • 車道部分: 2月21日(土)午前9時 解除予定

Q. 化粧板撤去後の安全性は確実に担保されるのか?

うえなか委員 通行止めを解除する方針とのことですが、化粧板を撤去した上で、その後の安全性は「確実に大丈夫だ」という確認ができているのでしょうか 。

原 建設局長: 落下した原因である化粧板そのものを撤去するため、化粧板が落ちてくることはあり得ません。その上で、本体構造物から細かなコンクリート片等が落下しないよう表面保護(コーティング)を行います。また、トンネル内の桁(けた)や床版といった部材についても改めて安全を確認した上で、交通開放を行います 。


まとめ

今回の委員会では、老朽化するインフラの維持管理の難しさと重要性が改めて浮き彫りとなりました。当会派といたしましても、湊川トンネルの安全確保はもとより、市内全域の道路・トンネル等の点検体制強化を強く求めてまいります。

神戸市:建設防災委員会の会議結果(2026年)

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