令和8年3月6日 うえなか議員が予算特別委員会 第2分科会(危機管理局・消防局)で質疑  

女性消防職員・団員の活躍推進、北区(しあわせの村)を拠点とした広域備蓄体制の構築、そして災害関連死を防ぐための寒さ・暑さ対策について。この内容について、当会派の植中美貴子委員が質疑をおこないました。

1. 女性消防職員のさらなる活躍と採用拡大

【質疑】植中委員
現在、神戸市の女性消防職員は79名で全体の5%にとどまっている。国は将来的に10%まで引き上げる目標を掲げているが、女性職員がどのような職務に就いているのか、また目標達成に向けた具体的な取り組みを伺いたい。

【答弁】 栗岡局長
女性職員は、大型消防車の運転、消火・救急隊の小隊長、救急救命士、119番対応を行う指令員、さらには予防査察や政策立案など、あらゆる分野で活躍している。
採用拡大に向けては、まずハード面として女性専用の浴室、トイレ、仮眠室の個室化を整備中である。ソフト面では育児休業やフレックスタイム制などの制度を充実させ、ライフステージに応じた働き方を支援している。さらに、インターンシップや採用説明会で女性職員のロールモデルを直接紹介し、働くイメージを明確に持ってもらえるよう発信を強化していく。

2. 総合備蓄拠点の集約と北区のポテンシャル活用

【質疑】植中委員
令和7年度に「しあわせの村」へ備蓄倉庫を建設する方針と聞いている。北区は阪神・淡路大震災時の被害が比較的小さく、中国自動車道や阪神高速へのアクセスも非常に良好だ。災害対応における北区の役割をどのように位置づけているのか。

【答弁】 加古副局長
しあわせの村は、地域防災計画においても「広域防災拠点」として位置づけている。大規模災害発生時には物資の集散・配送拠点として機能させる。
また、北区には「しあわせの村」内の施設を含め、福祉施設が100カ所以上立地している。一般の避難所での生活が困難な要配慮者を受け入れる「福祉避難所」としての機能も高く、物資備蓄と合わせて、福祉的なケアが必要な避難者への支援拠点としても重要視している。

3. 災害関連死を防ぐ避難所の寒さ・暑さ対策

【質疑】植中委員
能登半島地震でも、避難生活の長期化や寒さによる体調悪化が原因の「災害関連死」が大きな問題となった。特に体育館などは底冷えが激しく、最悪の場合、死に至るケースも考えられる。本市の避難所における防寒・防暑対策の現状は。

【答弁】 上山局長
毛布やサバイバルシートに加え、床からの冷気を遮断する「簡易ベッド」の備蓄を進めている。また、発災時には民間事業者との協定に基づき、暖房器具の流通備蓄も活用する。
加えて、学校等の避難所においては、空調設備がある「多目的室」や「特別教室」を優先的に開放し、体育館だけに頼らない避難環境を整えるよう各区へ周知している。今後も避難者の健康管理と心のケアを含め、関連死を一人も出さないための対策を強化していく。

【要望】植中委員
せっかく震災を乗り越えた命が「関連死」で失われることのないよう、衛生環境の改善や健康管理体制のさらなる強化を強く要望する。


自由民主党神戸市会議員団・無所属の会は、市民の生命と財産、そして日々の安全を守るため、ハード・ソフト両面からの防災・防犯対策の強化に全力で取り組んでまいります。

神戸市:予算特別委員会の会議結果(2026年)

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