令和8年3月3日、予算特別委員会第2分科会にて当会派の大野陽平委員は、身近な地域課題である公園の環境改善や交通安全、そして駐輪場不足の解消など、市民の日常に直結する課題について当局に迫りました。

1. 森公園(東灘区)の池の環境改善
【要望】大野委員
東灘区の森公園にある池は、水質の悪化や異臭が地域課題となっている。まずは水質改善の可能性を丁寧に検討し、長期的には公園機能のあり方そのものを地域住民の意向を踏まえて再構築するよう強く要望する。
2. 都市公園内における無許可募金活動への厳格対応
【質疑】大野委員
東遊園地などの公園内で、使用許可の範囲を超えた無許可のカンパ(募金)活動が行われている実態がある。条例違反ではないか。また、市としての今後の対応は。
【答弁】仲島 公園管理課長
デモの集合場所としての使用許可は出していたが、募金活動の申請は含まれていなかった。聞き取りの結果、無許可での活動を確認したため、以後は行わないよう厳重に指導した。今後は許可条件への明記や実地での指導を強化し、適正な利用を徹底させる。
3. トンネル・橋梁等の老朽化対策への新技術導入
【質疑】大野委員
湊川トンネルの事故を教訓に、目視点検では把握できない内部の不具合を発見するため、赤外線調査などの「非破壊検査」を積極的に導入すべきではないか。
【答弁】原 建設局長
湊川トンネルでは試験的に赤外線調査を行い、一定の成果を得た。今後は第三者被害の恐れがある箇所を中心に、新技術による非破壊検査を積極的に導入し、点検精度の向上と事故の再発防止に万全を期す。
4. 自転車走行環境の安全性確保と岡本駅周辺の駐輪場対策
【質疑】大野委員
自転車専用レーンへの路上駐車が安全を阻害している。また、待機者が非常に多い阪急岡本駅前の駐輪場について、抜本的な対策が必要ではないか。
【答弁】原 建設局長・畑中 建設管理部長
路上駐車対策については、県警と連携しドライバーへのマナー啓発を強化する。岡本駅前駐輪場については用地確保が困難なため、既存スペースで収容効率を最大化できるよう、自転車のピッチを詰められる「スライド式ラック」を試験導入する。これにより、利便性を損なわず収容台数を増やす工夫をしていきたい。
5. 高塚公園(西区)スケートボードパークの整備方針
【質疑】大野委員
西区の高塚公園にスケボーパークを整備する選定理由と、管理・運営の方針は。また、東部地域(六甲アイランド等)への展開はどう考えるか。
【答弁】野田 公園整備課長
市西側にパークがなかったことや、騒音への配慮、既存の利用実態を考慮し選定した。まずはここで初・中級者が楽しめる環境を整え、無料開放による適切な運営を行う。今後の他地域への展開については、高塚公園の利用状況やニーズを見極めた上で検討したい。
6. 山手幹線(本山・岡本付近)の交通安全対策
【質疑】大野委員
山手幹線でのUターン事故を受け、安全対策を求める声がある一方、伝統行事「だんじり」の巡行への影響を懸念する声もある。この両立をどう図るのか。
【答弁】武田 道路部長
危険なUターンを抑制するため、着脱式のポストコーン設置を検討している。事故防止を最優先としつつ、だんじり巡行時には取り外すなど、地域の伝統文化に配慮した柔軟な対策を実施していく。
自由民主党神戸市会議員団・無所属の会は、地域の伝統を尊重しながら、誰もが安心して暮らせる街の安全・安心を確実に守り抜いてまいります。


