令和8年8月5日 外郭団体に関する特別委員会【浅井 美佳副委員長による質疑】

株式会社神戸サンセンタープラザの貸会議室事業の収益化に向けた目標設定、および株式会社神戸未来都市機構のビューライン事業(六甲有馬ロープウェー・摩耶ケーブル)におけるデジタル連携やプロモーション強化に関する議論がおこなわれました。この内容について、当会派の浅井美佳副委員長が質疑をおこないました。

1. 貸会議室事業の明確な目標設定と情報発信について

【質疑】浅井副委員長 サブリース部門の貸会議室事業において「利用率の向上に取り組む」とある点について、現在の利用率が何パーセント程度であり、どこまで伸ばす予定なのか具体的な数値を質疑しました。
【答弁】中原本部長 現在は約4割台であり、過去に50%を超えた年度もあるため、まずはそれに近づけたいという思いを持っています。
【再質疑】浅井副委員長 民間の貸会議室事業では6割以上を目指すのが当たり前であり、50%という目標では利益としてプラスになるのかシビアに見ていただきたいと指摘しました。また、SEO対策や民間検索システムへの表示は当然として、神戸市のポータルサイトである「あじさいネット」への掲載はすぐにできるのではないかと提案し、見解を質疑しました。
【答弁】中原本部長 あじさいネットへの掲載は初期経費や維持経費が結構かかるため、利用率向上に見合うか検討する必要があります。民間ポータルサイトも含め、利用者のニーズにフィットするものを検討し、利用率向上に取り組みます。
【要望】浅井副委員長 この事業は慈善事業ではなく株式会社としての収益事業であると強く念押ししました。「できるだけ」ではなく、必ず「何パーセント」という明確な目標を決め、それを達成するための費用対効果の高い投資と回収の取り組みを行うよう強く要望しました。

2. ビューラインのデジタル連携と口コミのアップデートについて

【意見】浅井副委員長 まず、ケーブル100周年イベントでのアットホームな雰囲気づくりへの感謝と、機構に吸収されて以降、赤字の厳しい状況から見事なV字回復を遂げていることに対し、深い敬意と感謝の意を伝えました。
【質疑】浅井副委員長 その上で、過去の質疑でも要望し、機構側が急ぎ対応すると答弁していた「GoogleやYahoo!、ジョルダン等の外部のアクセスサイト(乗換案内等)への動線(リンク)」について、現状の公式ホームページにまだ実装されていないように見受けられるが、今後の可能性はあるか質疑しました。
【答弁】浜本専務 インバウンド対応の際にスマートフォンで確認した際はGoogleマップに飛ぶように見えましたが、認識違いがあるかもしれないため、どのような対応ができるのか再度確認させていただきます。
【意見】浅井副委員長 スマートフォン版のみの対応であればこちらの確認不足であると前置きしつつ、TripAdvisorにおいて「摩耶山」が神戸でやりたいことランキングのNo.1に選出されるなど、国内外からハイライトされている実態を共有しました。しかし、2023年の口コミに「クレジットカードが使えない」という古い情報が残っていることを指摘し、現在は対応済みであるのだから、事業者として口コミに返信し、最新情報へアップデートしていくべきだと提案しました。

3. ビューラインの誘客ターゲット拡大とIPコラボレーションについて

【質疑】浅井副委員長 山に登る「理由」を作ることが重要であるとの考察を述べました。子どもだけで登ることはなくファミリー層の誘客に繋がるため、現在対象外となっている「のびのびパスポート」を割引対象に含めることはできないか提案しました。さらに、マリオやUSJ、ポケモン、ちいかわ等の強力なコンテンツやアニメのマーケティングの波に相乗りし、国内外の客がそれを目当てに山へ来るような展開を検討してはどうかと質疑しました。
【答弁】浜本専務 キャラクター関係には疎い部分もありますが、今の時代「推し活」やアニメキャラクター等のPRツールをうまく使うことが求められていると認識しており、勉強しながら対応します。のびのびパスポートは対象外ですが、過去に子ども無料キャンペーン等も実施しており、今後も乗っていただく機会を作るべく努力します。
【要望】浅井副委員長 数年前には廃線の話すら出ていた中で、現在このように前向きな検討とたくさんの取り組みをしていただいていることに改めて感謝を述べました。今後もマイナスではなく「プラスになる事業」へと共に育てていけるよう、引き続きの取り組みを強く要望しました。


我々自由民主党神戸市会議員団・無所属の会は、外郭団体の事業が真に市民の利益となるよう、民間感覚を取り入れた収益性の向上と効果的なプロモーションを力強く後押ししてまいります。

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